「天之御中主神」





「天地初めて発けし時、高天の原に成りませる神の名は、
天之御中主神、次に高御産巣日神、神産巣日神、
此の三柱の神は、並独身神と成り坐して、身を隠したまひき」



-[天之御中主神 (アメノミナカヌシノカミ)・改]-----------------------------
■「日本風大日如来」 大仏様の悟ったような目の神様という要望がありましたので、
前作のギョロリとした目から、こちらをみる優しい眼差しにかえました。
仏像の「玉眼」のイメージです。
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■私・駄菓子の主張。『ただ居るだけで全てを支配する異質な存在』
 私の主張は個室的空間に「孤高に坐臥する神様」です。
ですので、宇宙空間に描きましたが、 ガラス張りの床の下から、
頭上の北極星まで見上げた構図にし、 前作に描いた人魂の様な星々を用いて、
個室=別の場所という事を狙った。

そうすることで別次元の神様を描きました。
■西条様の主張。『超次元的な存在が、地球に何かしようとしてる』
 西条様の主張は進んで世界に働きかける「能動的神様」と認識しております。
ですので、下に迫る地球、月。そして惑星や星々と、広がる宇宙を描き、
その中で、ヤオヨロズカードを使い、
神々の標をまさに神の手で行い、 思うように支配する。−というという事を狙った。

そうすることで支配の神として描きました。
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■「西条様の大きい宇宙」と「私・駄菓子の小さい宇宙」
背景で狙っていたのは、
「偉大な程の迫力を持つ惑星の大きさ、遥か先までに広がる"広大な太陽系"」
            と
「"惑星模型"のような、手にとれる"矮小な太陽系"」という、
「大きい太陽系」と「小さい太陽系」を重ねた 矛盾をはらんだ惑星・太陽系像です。

【人智を超えた強大なエネルギー】
「大きい太陽系」には、人智を超えた強大なエネルギー。
−として、西条様の「超次元的な存在」を引き立てる狙いがあります。
【天之御中主神が全てを手中にする】
「小さい太陽系」には、天之御中主神が全てを手中にする。
−として、私・駄菓子の「手にとれる存在」を引き立てる狙いがあります。

絵的には、NHKの太陽系誕生とかの、
3DCGの大迫力さと模型っぽさを理想として目指してました(=■=:<それが難しい;

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 最初の頃の『天之御中主神』は、原始的デザインなイメージな上、 完全に抽象的なものを思ってました。
[抽象過ぎて、人の形をしていません;ただの地図や図形を無想。途中で放棄;]
[インドの宇宙創造神 ブラフマーからのイメージが強いです;        ]
http://www1.tcnet.ne.jp/achar/hindu-god.html

仕上げのあいだずっとネオランガのOPを、
最初の頃の『天之御中主神』のイメージを思いながら聞いていたので、参考までに紹介。
http://www.youtube.com/watch?v=bccTkQdk8kg


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